~ネクロレズビアン 悲しき死後硬直~ 有本紗世 朝井涼香
【レズ/百合・オナニー・美少女】死化粧師と硬直した少女が紡ぐ禁断の儀式。死後硬直レズという異端テーマを冷たく美しく描くMERCY GRUDGEの倒錯的レズAV動画。 出演:有本紗世
アダルトレズ作品において史上初の死体とのレズ行為を描いた作品が登場。 美少女・紗世はオナニーの最中に心臓発作を起こし、妙な格好で死んでしまう。 しかも放置されたためとんでもない姿で死後硬直を起こし、不憫な姿に…。 そこで遺族の依頼を受け美人死化粧師・涼香が愛情を持って死後硬直を解除し元の美しい紗世の姿に戻そうとする。
だが涼香は紗世の美しき硬直死体姿を見て衝動を抑えられなくなり紗世の反応の無い肉体を冒涜してしまう…。 目を覆うような死後硬直の状況がシュールなレズワールドを生み出す。










死の静寂が支配する密室に、まだ少女の体温が残る遺体が横たわる。装飾も照明も極端に抑えられた映像は、人工的な清潔さと同居する異様な湿度を帯び、観る者の倫理観を試す。心臓発作による突然の死と、そのまま残された恥ずかしい体勢がもたらす死後硬直の緊張。動かない肉体に寄り添う生者の呼吸音が、ネクロレズビアンという禁断の題材にリアリティを与える。全体を貫くのは哀しみと背徳の境界を描くMERCY GRUDGEらしい沈黙の演出だ。ここでは死後硬直レズという異例のテーマが、単なる奇抜さではなく、視覚的な緊迫感を伴って深化している。
美人死化粧師・涼香と、美少女として描かれる紗世。二人の対比は、冷たさと儚さのバランスで成り立つ。口コミでは「白眼が綺麗」「貧乳が引き立つ」といった声が多く、観る者が抱くフェティッシュの焦点は紗世の静的な美だ。全裸にならず下着を残す演出も特徴的で、むしろ布越しに伝わる温度差が想像を煽る。死化粧師の冷徹な表情と、硬直した亡骸の柔らかさが交錯する瞬間、レズフェチ作品としての妖しい均衡が成立する。
プレイ描写では、生と死、施術と愛撫の線引きが曖昧に行き来する。涼香が死後硬直を解すために触れる行為は、儀礼でありながら官能へと傾いていく。表情を見せない死体に対し、触れる側だけが震え、熱を持ち、呼吸を乱す構図が強い。視聴者レビューでも「演技過剰だが妙にリアル」と言われる通り、肉体の動かなさと感情の暴走が、倒錯の核心を形づくる。硬直した関節を伸ばす仕草や、手のひらに伝わる皮膚の冷たさが、強烈な心理的緊張と羞恥のフェチ性を生み出している。
MERCY GRUDGEレーベルが他作でも見せてきた実験的手法は、本作でも際立つ。光を抑え、音を削り、身体と心理のフェチを強調する独自路線だ。ジャンルで言えばSM的支配構図にも近いが、そこに死という究極の静止を組み合わせたことで一線を画す。演出全体が物語以上に「触覚の映画」として構築されている点も注目に値する。異常性愛を美学として提示するその姿勢は、一般作を見慣れた視聴者にとっても衝撃的かつ記憶に残るAV体験だ。